10: ◆2VMIBbqgAw[saga]
2016/03/10(木) 21:32:44.47 ID:XPjlZSbA0
雪風「お墓が……いっぱいです……」
那智「人類と深海棲艦との、戦いの歴史とも言えるな……。何度来ても感慨深い場所だ」
浜風「我々艦娘は、こうして何度も深海棲艦に立ち向かい……散っていったのですね」
浦風「なんだかちぃと、物悲しい気分じゃね」
那智「この山にあるものが全てではないが、もしかしたら君たちの前任者が眠っているかもしれない。
会って話してみるのも一興だろう」
天津風「会って話すって…………」
島風「ねぇ、もしかして清掃活動って……ここのお墓をキレイにするってこと……?」
那智「無論、その通りだ」
時津風「時津風、もう帰りたいんだけどぉ……」
雪風「このまま帰ったら、時津風ちゃんはもっと呪われそうです!」
時津風「雪風ー!? 変なこと言わないでよ、もぉー!」
浜風「しかしすごい数ですね……今日中に終わるでしょうか」
浦風「7人もおるけん。皆で協力すれば大丈夫じゃて!」
浜風「お世辞にも協力し合えるメンツだとは思えないのですが」
浦風「あははは……」
那智「何も今日中に終わらせる必要はない。昼休憩や訓練の合間を見つけ、少しずつ進めればいい」
島風「えー!? そんなぁー! 休憩なしってことじゃん!!」
那智「仕方がないだろう。これは罰則なのだからな」
天津風「まぁ、そうですよね……。那智さんもすみません、関係ないのに付き合わせてしまって……」
那智「謝る必要はない。私はお前たちにこの場所と掃除の仕方を教えるだけで、手伝うつもりはないからな」
天津風「……え?」
那智「今日からお前たち6人だけで、すべての墓を磨き上げてもらう」
一同「ええぇええーーーーー!!??」
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