8:名無しNIPPER
2016/03/11(金) 13:14:08.11 ID:4mRxi4n+0
---
バスの発車時刻まであとわずか。慌ててスリッパから外出時の靴に履き替え事務所を飛び出す。
P(間に合うか...?)ハァッ、ハァッ
腕時計は既に発車時刻を指している。
バス停にたどり着くとちょうどお目当てのバスが動き出したところだった。
P「すいませんっ!...乗せてください!!」
運転手に息切れした声が聞こえたのか、ミラーで気付いたのか分からないが、バスは親切にも俺を乗せてくれた。
P「すみません...ハァッ..ありがとうございます。」
バスに乗り込んですぐ、自分が靴ひもを結び忘れていたことに気が付いた。相当に慌てていたのだろう。
それは同時に、それだけ自分にとって彼女が大切な存在であるという証でもあった。
16Res/11.35 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。