過去ログ - 俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』
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179:1 [sage]
2016/04/02(土) 00:19:03.09 ID:yglVoTyi0

そうこうしているうちに折本がお花畑から帰ってきた。

折本「ただいまー!イェーイ!」(ハイタッチ)

以下略



180:1 [sage]
2016/04/02(土) 00:23:30.83 ID:yglVoTyi0

戸部「んじゃ、ヒキタニくん、また学校でー。おっじゃまっむし〜」

別れの挨拶らしきものを告げ、戸部は再び夜の街に姿を消していった。

以下略



181:1
2016/04/02(土) 00:25:49.96 ID:yglVoTyi0

では今日もこのへんで。ノシ

あと3回ほどで完結する予定です。


182:名無しNIPPER[sage]
2016/04/02(土) 00:48:03.18 ID:5IERGImr0
乙です


183:名無しNIPPER[sage]
2016/04/02(土) 12:02:11.33 ID:3jclJ3OF0



184:1 [sage]
2016/04/03(日) 00:39:07.49 ID:oa+BnG3x0

「どこ行くんだよ」「もうすぐ」

“ちょっと行きたいところがあるからもう少しだけ付き合え”と言われ、店を出てからずっとこの調子だ。

以下略



185:1 [sage]
2016/04/03(日) 00:40:34.29 ID:oa+BnG3x0

仕方なく、そのまま大通りに沿って広い歩道を真っ直ぐ進むと、やがてよく知った公園が見えてきた。

毎年この時期になると周辺の街路樹が色とりどりのクリスマスのイルミネーションで飾り立てられ、夜には定番のデートスポットにもなる。
実際、今もそこかしこに寄り添いながら語らう男女の姿が見え隠れしていた。
以下略



186:1 [sage]
2016/04/03(日) 00:43:38.99 ID:oa+BnG3x0

公園に近づくに従って何組かのカップルとすれ違ったが、この寒さのせいもあってか皆一様に、手を繋いだり腕を組んだりしている。

もしかして、傍から見れば俺たちも恋人同士に見えたりしているのだろうか。ふとそんな頭の悪い考えが脳裏を過ぎったが、軽く首を振って追い払った。

以下略



187:1 [sage]
2016/04/03(日) 00:45:53.88 ID:oa+BnG3x0

折本はそのまま俺を先導するように公園の真ん中を突っ切って進み、中央にある噴水のオブジェの前でぴたりと足を止めた。


折本「――― やっぱちょっと変わったよね」
以下略



188:1 [sage]
2016/04/03(日) 00:57:39.45 ID:oa+BnG3x0

彼女が言わんとしていことを察して、俺は返す言葉に窮する。

中学時代、誰もいない放課後の教室で俺が折本に告白した時、彼女はただひと言、“どうしてなの?”とシンプルに問うてきた。

以下略



189:1 [sage]
2016/04/03(日) 00:59:03.13 ID:oa+BnG3x0

折本「それに…変わったといえば…」

くるりとこちらを振り向いた折本の表情は、いつもと変わりなく、逆に不自然に感じるほど落ち着き払って見えた。

以下略



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