過去ログ - 俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』
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[sage]
2016/06/01(水) 01:37:54.53 ID:44gFfWq+0
葉山「失礼します。有志団体で使用する機材の追加申請の件なんですけど」
軽やかなノックと爽やかな声ともにドアが開かれ、2年F組のカリスマ、葉山隼人が会議室に入ってきた。
どうやらいつの間にか予定されていた会議の時間を超過してしまったらしい。という事は、当然そろそろ他の文実委員も作業に集まってくる頃合なのだろう。
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[sage]
2016/06/01(水) 01:41:43.24 ID:44gFfWq+0
葉山は陽乃さんの姿を認めて一瞬戸惑いの表情を見せたが、すぐにいつもの感じのよい笑顔を形作る。
葉山「…今日は何をしに来たんだい?」
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[sage]
2016/06/01(水) 01:42:51.52 ID:44gFfWq+0
葉山「ヒキタニくん、お疲れ。調子はどうだい?」
陽乃さんの姿を暫く目で追っていた葉山が思い出したかのように俺に声をかけてくる。
その声はまるでブレスケアのコマーシャルのような涼しげだ。心なし口元から覗く歯まで白く光って見える。
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[sage]
2016/06/01(水) 01:47:06.80 ID:44gFfWq+0
葉山「 ――― その後、どうなんだい?」
俺の隣の席に腰を下ろし、有志団体に関係する書類を手にしながら葉山が話かけてくる。
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[sage]
2016/06/01(水) 01:49:10.89 ID:44gFfWq+0
葉山「ところで、彼女、どうかしたのかい?」
ごく自然に話題を逸らすようにして葉山が向けた視線の先を追うと、先ほどから雪ノ下の隣で何をするでもなく項垂れた様子の相模の姿が目に入った。
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[sage]
2016/06/01(水) 01:51:26.88 ID:44gFfWq+0
葉山「 … なるほど、それは確かに厄介な問題だね」
ひとしきり相模の話を聞いたあと、葉山が顎に手を当てて、眉を顰めた。
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[sage]
2016/06/01(水) 01:57:10.56 ID:44gFfWq+0
相模「でもあんた、あんな大見得を切っちゃって、本当に大丈夫なの?」
いきなり相模が俺に振ってきた。
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[sage]
2016/06/01(水) 02:00:58.86 ID:44gFfWq+0
葉山「 … その件なんだけど、もしかしたらなんとかなるかもしれない」
俺の相模のやり取りをしばらく見ていた葉山が、ゆっくりと口を開いた。
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[sage]
2016/06/01(水) 02:03:47.41 ID:44gFfWq+0
葉山「――― でも、2日目の出展の完全撤収時刻から逆算すると、時間的にはギリかな」
言いながらも、雪ノ下の性格をよく知る葉山が彼女の顔色を窺うようにして見る。
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[sage]
2016/06/01(水) 02:07:02.92 ID:44gFfWq+0
葉山「イベントそのものは確かその日の午前中には終了するはずだから、その時間帯なら急げばなんとか間に合うかもしれない」
八幡「…でも、お前、ホントにいいのか?」
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