過去ログ - 俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』
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491:1[sage]
2016/07/02(土) 02:00:14.15 ID:1FYr1HPy0


雪乃「 ――― お待ちなさい。どこへ行くつもり?」


数歩進んだところで、背後から声がかかった。


八幡「あ? だから言ったろ、駅前の … 」

最後まで答えるのを待たず、雪ノ下はぽすっと軽い音を立てて傘を開くと、そのまま澄ました顔で俺の隣りに並んで立つ。

雪乃「どうかしたの? 駅前まで行くのなら、方向は同じでしょ?」

訳が分からず茫然としている俺に雪ノ下が素っ気なく告げた。

八幡「それは … まぁ … そうなんだが … お前、バス通学じゃなかったっけ?」

雪乃「どこかに定期を置き忘れてきてしまったみたいなの。ついてないわね」

まるで他人事のように言いながら、小さく肩を竦めて見せる。

八幡「 …… みたいって、お前」

雪乃「それとも私が電車で帰ると何か不都合なことでもあると言うのかしら?」

八幡「い、いや別に … 」

雪乃「そう。なら問題ないわね」


有無言わさぬ雰囲気に圧されるような形で再び歩き出そうとした途端、思わず自分の足を轢きそうになり、よろけた拍子に肩と肩が軽く触れ合う。


八幡「す、すまん」///


慌ててギリギリまで距離をとろうとすると、雪ノ下が傘と一緒にすっと身体を寄せてきた。

雪乃「なにを遠慮しているの? もっと寄らないと濡れるわよ。せっかく傘をさしているというのに意味がないじゃない」

八幡「 …… お、おう。そうか」///


……… いや、遠慮するもなにも、よく考えたら俺の傘なんですけどね、それ。




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