過去ログ - 俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』
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618:1[sage]
2016/07/11(月) 10:50:46.17 ID:LXc3Ict80

陽乃「あれは、隼人の差金?」

あれ、とは即ちチーバくんのことだろう。どうやら全てお見通しらしい。

以下略



619:1[sage]
2016/07/11(月) 10:54:35.70 ID:LXc3Ict80

ひどく長く感じたが、実際はほんの数秒だったに違いない。あねのんの気配がふと緩んだ気がした。


陽乃「…ま、いいわ。笑わせてもらったし。面白かったから今回は許してあげる」
以下略



620:1[sage]
2016/07/11(月) 10:56:05.76 ID:LXc3Ict80

雪ノ下は先程から何を言うでもなく、静かに姉の姿を睨みつけている。そんな妹から向けられた強い視線を、微動だにせず受け止める姉。

俺がこのふたりを知る遥か前から、今までも何度となく繰り返されてきたであろう姉妹の相克の図。
性格はまるで対極的とも言える二人だが、こんな時だけは不思議とまるで鏡写しのようによく似て見える。
以下略



621:1[sage]
2016/07/11(月) 10:57:14.14 ID:LXc3Ict80


八幡「あー、そういえば雪ノ下さん … 」


以下略



622:1[sage]
2016/07/11(月) 11:00:00.07 ID:LXc3Ict80


陽乃「 …… ?!」


以下略



623:1[sage]
2016/07/11(月) 11:05:35.58 ID:LXc3Ict80

そもそも普通に考えて、“専決処分”なんてとびきりの裏技、相模に思いつくはずもない。

だが、もし仮に、“文化祭にチーバくん”を呼ぶというアイデア自体が誰かの入れ知恵であったとするならば、その“誰か”とは当然、文実委員長の権限を熟知している者、つまり、経験者である可能性が高い。

以下略



624:1[sage]
2016/07/11(月) 11:06:42.55 ID:LXc3Ict80


陽乃「…覚えてらっしゃい。この借りは必ず返させてもらうわよ?」


以下略



625:1[sage]
2016/07/11(月) 11:10:07.11 ID:LXc3Ict80


陽乃「あ、それから大事な事、忘れてたけど…」

背を向けかけていた陽乃さんが何事か思い出したかのように悪戯っぽく笑みを浮かべる。
以下略



626:1[sage]
2016/07/11(月) 11:11:43.38 ID:LXc3Ict80


八幡&雪乃「えっ?!」


以下略



627:1[sage]
2016/07/11(月) 11:13:05.02 ID:LXc3Ict80

陽乃「あら、比企谷くんだって雪乃ちゃんの為に無い知恵絞ってくれたんだから、あなたからもお礼のひとつでもしてあげたらいいんじゃない?」

あねのんの顔に浮かぶ勝ち誇ったかのような笑み。

以下略



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