過去ログ - 俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』
1- 20
669:名無しNIPPER[sage]
2016/07/14(木) 21:17:48.84 ID:txXigp6ko
えー戸部くんなにやってんの


670:1[sage]
2016/07/14(木) 21:21:11.62 ID:V/IhnA1Y0

「 ――― とべっち、ここに居たの?!」


弾かれたように振り向く戸部に、反射的につられるようにしてその視線の先を追うと、そこには心配そうな表情を浮かべて佇む海老名さんの姿があった。
以下略



671:1[sage]
2016/07/14(木) 21:23:09.86 ID:V/IhnA1Y0

結衣「どうしたの?」

海老名「うん、あのね、実はどうしてもチーバくんに会いたいって子ども達がいて … 」

以下略



672:1[sage]
2016/07/14(木) 21:42:51.86 ID:V/IhnA1Y0

海老名「せっかくだから、うちの文化祭に招待したんだけど、こないだのチラシ見せたらどうしてもチーバくんに会いたいって。でも、時間とかよくわかんなくって」


……… なるほど、そういうことだったのか。
以下略



673:1[sage]
2016/07/14(木) 21:44:24.37 ID:V/IhnA1Y0

雪乃「でも、だとしたら、中にいたはずの彼はいったいどうしたのかしら?」

先程から倒れたままの材木座にやっと皆の視線が集まるが、心配している気配は微塵も感じられない。ま、仕方ねぇか、材木座だし。

以下略



674:1[sage]
2016/07/14(木) 21:46:13.67 ID:V/IhnA1Y0

結衣「それで、子ども達はどうしてるの?」

海老名「え? まだ向こうで待ってるけど … 」

以下略



675:1[sage]
2016/07/14(木) 21:47:23.16 ID:V/IhnA1Y0

八幡「ほれ、戸部。副実行委員長の許可も下りたことだし、折角だからお前が最後まで演ってこいよ」

状況が理解できないでいたらしい戸部は暫しポカンとした顔で俺達を見回していたが、やがて、

以下略



676:1[sage]
2016/07/14(木) 21:54:25.29 ID:V/IhnA1Y0

背後から裾がくいくいと引かれたことで、俺はもうひとつの問題に直面して板を事実を思い出す。

恐る恐るといった態で振り返ると、はたして川崎が真っ赤な顔をして上目遣いで俺を見つめていた。

以下略



677:1[sage]
2016/07/14(木) 21:58:07.27 ID:V/IhnA1Y0

校庭の一角。大喜びでチーバくんにまとわりつく子供たちの姿を、海老名さんが微笑ましく見つめている。

柔らかな笑みを浮かべたその横顔からは、時折見せるエキセントリックな言動や、腐った趣味の片鱗さえも窺えない。

以下略



678:1[sage]
2016/07/14(木) 22:02:02.71 ID:V/IhnA1Y0

葉山「ヒキタニくん、戸部のために色々と気を遣ってもらってすまなかったね」

おっとり刀で三浦を伴ってかけつけてきた葉山が、そう言いながら俺の肩にそっと手を伸ばす。

以下略



1002Res/596.34 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice