過去ログ - 俺ガイルSS 『思いのほか壁ドンは難しい』
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883:1[sage]
2017/01/26(木) 02:02:37.05 ID:H9uDeGTj0

一色「もう留学でもなんでもすればいいじゃないですかっ! 勝手にしてくださいっ! 私も勝手にさせてもらいますからっ!」

捨て台詞を残し、椅子を蹴立てるようにして立ち上がると一色はそのまま小走りに部室から立ち去る。

聞こえよがしに激しく扉を閉める音がして、暫くはパタパタという足音が廊下から聴こえていたが、やがてそれも次第に小さくなり、部室は再び静寂に包まれた。



結衣「 ……… ねぇ、ゆきのん」

ややあって、由比ヶ浜がおずおずと口を開く。



結衣「 ――― もうゆきのんの気持ちだけでどうにかなる問題じゃないんだよ?」



優しくひっそりと告げる彼女の顔には、透明で、淋しそうな笑みが浮かんでいた。




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