過去ログ - 吹雪「目覚めると、そこは如月ちゃんのパンツだった」
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164:伊吹 ◆PUtVFMzDHY[saga]
2016/03/24(木) 22:36:23.84 ID:DYtvPPriO
吹雪「う――――!」

追って、残りの魚雷に――狙い撃ちされて。

吹雪の回りには、水柱が何本も上がって。

――遂に彼女の艤装は、浮かぶだけのガラクタに成り下がった。

吹雪「――あ、あぁっ……!!」

吹雪「なめるなぁぁぁっ――!!」

爆雷を一つ手に掴み、全力で投擲する。
油断して水上に出てきていた姫級の頭部を真っ直ぐにぶち抜いて――

「…………」

――ない。
両腕が多少焼け焦げたが、それだけだ。

止めとばかりに放たれた雷撃を見る。
射線が泡を伴って歩いてくるのが分かった。

分かる、だけ。

吹雪「でも……ね」

だから、彼女は片足を差し出した。
背中を守るようにして。

また一つ、爆発を感じた。
足から崩れ落ちる。
それもそうだろう。




吹雪「――つぅ」




右足は、吹き飛んで無くなってしまっていたから。


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