過去ログ - 吹雪「目覚めると、そこは如月ちゃんのパンツだった」
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165:伊吹 ◆PUtVFMzDHY[saga]
2016/03/24(木) 22:37:15.75 ID:DYtvPPriO
――――夜の闇に呑まれ

日が沈み、いよいよ潜水艦の身が溶けていく。
闇の中から、一方的に対象を捕食するだけの存在へと。

一方の吹雪と言えば。
片足を失い、血を流し過ぎて意識も朦朧としていて。

それでも、頑なに仲間を護っていた。

吹雪「……眠いや」

吹雪「大丈夫、だいじょうぶ。ドックに入れば、この程度の損傷なら……まだ『なおる』」

吹雪「ああ、でも、もう……」

潜水艦が、近くを彷徨いてるのが分かるし、奴等も、それを隠すつもりも無いようだった。

吹雪の、片方だけ残った脚部艤装も、持ち主を伴って少しずつ――水の中へと落ちていく。

そうして、彼女の意識も――海の中へと堕ちていく。

とぷん――と、沈む。沈んでいく――――

吹雪「おかしい……な……何も――なにも、見えない……?」

吹雪「まだ……まだ、ダメ……沈めない――こんな、ところで――!」





『ほら、しっかり』






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