過去ログ - 吹雪「目覚めると、そこは如月ちゃんのパンツだった」
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834:伊吹 ◆PUtVFMzDHY[saga]
2016/06/08(水) 00:39:18.37 ID:/47IuhIwO
吹雪「(――でも、それだけだ。私は――見つかる可能性がある)」

祈るように霧の壁に隠れて移動していた。
太陽ももうじき地平の彼方。雲に隠れて光も弱い。

弱かった、のだ。

吹雪「っ――嘘……!?」

風の流れか、雲は暫し太陽の邪魔を止め――明かりは水平に流れる。
吹雪の艦影が、一瞬だけ霧に浮かび上がって消えた。

吹雪「…………」

鼓動が速くなる。

大丈夫だ。今ので気付く訳が無い。
確かに歴戦の艦であれば、電探も無しに気配だけで気取られもするだろうが。

――奴等は、深海棲艦なのだから。






――遠くで、艦載機の発艦する音が聞こえた。







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