397: ◆GWARj2QOL2[saga]
2016/05/09(月) 01:24:35.68 ID:HsihVarhO
幸子「…右京さんと友紀さんに、そんなことが…」
友紀「あの時はさ、正直驚いたよね」
紗枝「?」
友紀「え?いや…普通さ、スカウトって…何か、名刺渡してはいさよならみたいな感じじゃないのかなって…」
幸子「…確かに、イメージとしては…」
友紀「でもさ、右京さんは違ったんだよね」
紗枝「それはもう…よう分かっとりますわ」
友紀「もう絶対アタシをアイドルにする気満々でさ…。その為なら2時間でも3時間でも10時間でも付き合ってやるって感じでね」
幸子「ボクの時も、そうでしたね…」
友紀「…今になってみると、ぜーんぶ、右京さんの掌の上だったのかなーって」
幸子「…」
紗枝「…」
友紀「でもね?悪い気が一切しないんだよね…」
幸子「どうしてですか?」
友紀「…何だろ…よく分かんないや」
紗枝「よお分からんのに…?」
友紀「だってさ、右京さんって、絶対人を悪く言ったりしないし、絶対に見捨てたりしないんだよね」
幸子「…そうですね…」
友紀「怒られたこともあるけど、それでも見限ったりするなんてこと絶対無かったよね」
紗枝「ウチらが諦めない限り、どこまでも背中を押す…」
幸子「…」
友紀「…不思議な人…」
紗枝「…」
友紀「…だったよね」
幸子「…でしたね」
紗枝「そやったなぁ…」
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