2:名無しNIPPER
2016/03/15(火) 08:21:28.59 ID:a+M0FpcZ0
「ご主人様?どうされましたか?」
「い、いやいや。普通に考えておかしいでしょ!なんでランプの中から女子高生が出てくるんだよ!」
「女子高生ではないですが、私はランプの精ですよ?」
「そもそもランプの精というものが存在する件についてツッコんでもいい!?」
「なんでですか?こうして私が存在するのですから、存在するに決まってるじゃないですか」
「だからその・・・うがぁぁぁぁぁぁッ!」
女子と話して、初めてこんな声を出した気がする。
唸った僕に、彼女はキョトンとその可愛らしい顔で不思議そうな表情をする。
悪気がないというのがこれまた困る!
「ふぅ・・・・・・とにかく、この世界ではランプの精とは想像上の存在だと思われている。ОK?」
「おーけいです」
「つまり、僕から見れば、君は想像上の存在だと思われている。ОK?」
「なるほど。納得です」
「それじゃあ、まず君の存在を詳しく話してほしい。本題はその後で」
「本来なら、3つの願いの内の1つとして扱うような頼みですが・・・・・・私という存在について知らなければ仕方がありませんね。話しましょう」
「待って、なんで上から目線な話し方なの?」
「気のせいです」
「いや、これは気のせいじゃ・・・・・・」
「気のせいです」
「・・・・・・」
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