過去ログ - 【凡将伝】どこかの誰かの話【三次創作】
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424:372 ◆EJqo97Z.fg[sagesaga]
2016/09/28(水) 22:51:52.50 ID:4dTA3LZA0


お二方を放置して考え込んだ私を見て、

「そういえば、横着殿には何を打診されたのです?」

皇子様の問いに慌てて思考を中断すると、

「『三公以外なら好きなモノを言え』
らしいのですが、
あいにく、宮中の官職にはとんと疎いモノで」


「「ほう。それはそれは」」


何故か顔を見合わせて、ニンマリと笑ったお二方。

口火を切ったのは将軍様。

「私としては、『執金吾』『光録勲』辺りを是非にと。

仕事としては、宮殿の警備で直接皇帝陛下にお会いする事もそう無い。


何より、

『宮殿から抜け出そうとする皇族』

を制止する事が重要な任。
腕に覚えがあり、かつ礼を持って丁重に引き留められる。

これを出来る者が中々いなくてな」


だから将軍様?何故私を見ておっしゃるのです?

皇子様は、

「私としては『尚書令』を推します。
何、勅や上奏を取りまとめて流すだけです。
もし皇帝陛下から何か問いがあっても、直接は侍中が答えますし。

無論、どこかの名家で長く裏方を勤めて自らが是非を公平につけられる人物が望ましい」


いや。ですから私を見つめて説明しないで頂きたい。


と、閃くようにある問題点を思い付いた。





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