過去ログ - 【凡将伝】どこかの誰かの話【三次創作】
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◆vZOyjdZrOo
[sagesaga]
2016/04/02(土) 00:05:33.91 ID:GBkHGCjAO
パオ
なんとも締まらない鳴き声が響く中、まず田豊様が訓示を始めた。
「聞けい袁の精鋭共!此度の演習は遊びではない 、未だ漢に靡かぬ黒山賊共は我が領内に跋扈し民の安寧を脅かし、また北方の蛮族共も秋を窺っておる!」
受けて麹義様が
「我々軍の仕事は、民を守り、安寧を守り、如何なる賊徒も打ち破る!
それが第一に求められる !」
『この演習には、袁逢様 袁紹様にも御臨席を賜った。日頃鍛えし実力を、存分に天下と我らの主に示すのだ!』
最後に二人して吠えると 袁逢様袁紹様が象の背中に座したまま、剣を抜いて片手で高く天に突き上げる。
地鳴りのような歓声と鬨の声が響き渡った。
訓示を聞きながらも私の神経は象の挙動に集中していた。
興奮が象に伝染して暴れだしたら演習どころではなくなる。
幸い、パオーパオーと一緒に鳴いているが暴れる 気配が無い。
安堵している間に開始の号令がかかったらしく、 将兵達は迅速に整然と移動を開始していた。
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