454: ◆8zklXZsAwY[saga]
2016/07/21(木) 00:36:11.98 ID:nHMOffOiO
胡桃「なに……なんなの……」
自失している胡桃の前に一台の車が停まった。その赤い自動車は胡桃のよく知っているものだった。助手席側のドアが開いて、運転手の顔が見えた。
永井「乗れ!」
胡桃は口をパクパクさせていた。突然、目の前に現れた永井に言うべきことが見つからない。
永井「なにやってる? やつらを消したいまのうちに逃げるぞ!」
そこで胡桃は、さっきの出来事がなんだったのかようやくわかった。胡桃はまるで殴りかかるかのように車に突進し、車内に乗り込んだ。ついさっきまでの殊勝な考えは頭からすっかり抜け落ちていた。胡桃は永井の耳元に顔を突き出し、大声で、こう叫ばずにはいられなかった。
胡桃「このっ……クソバカヤロー!!」
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