過去ログ - 二宮飛鳥「ボクに与えられたヒカリ」
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27:名無しNIPPER[sage saga]
2016/04/02(土) 00:02:24.23 ID:azn+7RKa0
次の日の朝、事務所内の部屋にて。
ボクと智香は昨日のユニット名の案をPに提出をした。
それを見てPから発せられた言葉はというと…。
「あー、アフォガードね、アイスにエスプレッソとかかけるやつ。なんかさ、アホとか呼ばれそう」
「「誰がアホなんだ!(ですかっ!)」」
ボクらはここぞとばかりに息を合わせたツッコんだ。
「いや、すまない、冗談だって!」
「…それならばいいのだけれどね」
「それで、この名前で決まりですよねPさんっ!」
Pはしばし悩む仕草をしてから答えた。
「…良い名前だ。これで上に提出してくるよ」
すぐ終わるから待機していてくれ、と残してPは部屋を出て行った。
しばらく沈黙が続く。
そしてボク達はハッとしたように互いに顔を見合わせた。
「…今のPの言葉と行動……ということは…」
「飛鳥ちゃん…!やったね!私達、きっとあの名前でやっていけるよっ!」
ボク達が喜んでいたところ、間もなくPが帰ってきた。
「Pさん!私達…!!」
智香が目をよりキラキラさせて聞く。
「…うむ、君達のユニット名は「アフォガード」に決定だ!上も承諾してくれたよ!」
「やったぁ!!飛鳥ちゃんっ!」
智香がボクの手を握る。
「私達、これから2人でキラキラしに行けるんだよ!2人でっ!」
「あ、あぁ…。……あぁ!ボク達はボク達のセカイで、輝きを手に入れんと羽ばたくのさ!」
「頑張ろうね、飛鳥ちゃん!」
「勿論だよ、智香」
そこで、Pの話が割って入った。
「えー、そしてもう1つの決定事項がある。」
「何だい、それは」
Pは大きく息を吸って、もったいぶるように溜めてから発表した。
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