過去ログ - 二宮飛鳥「ボクに与えられたヒカリ」
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28:名無しNIPPER[sage saga]
2016/04/02(土) 00:03:38.12 ID:azn+7RKa0
「ユニット正式決定に伴い、ミニライブデビューが決定した!」

「ライブだって?それは…いつの話だい?」

「おう、今から1ヶ月後ってところか。ユニット曲もつくっている途中だから、それまでレッスン漬けになると思う」

「そうか…やっとアイドルらしい事ができるらしい、心の中で燃えているよ。智香もそう…って、智香…?」

「…うぅっ…ひく…」

隣の智香を見ると、彼女は泣いていた。

「…智香?キミ、何故泣いて…」

「う、ううん、大丈夫。私は大丈夫だよっ。嬉し泣きなんだ、これ」

「アイドルになって、飛鳥ちゃんと出会えて、ライブに一緒に出れて。幸せだなぁって考えたら、つい…」

「そうだったのか…。智香、ボクもキミと歌えることを嬉しく思うよ。最高のライブデビューにしよう!」

「うんっ!」

そう言って智香はボクの肩に抱き寄ってきたのを受け止め、背中をポンポンと優しく叩いたきながらPに問いかけた。

「それで、P。これからのスケジュールはとなると…?」

「あぁ、先ほども言ったとおり、レッスンルームでレッスンに明け暮れることになる。曲はもうすぐできるだろうから、それまで基礎をしっかり磨く事。」

ボクは智香を離し、智香も表情をキリっとさせた。

「それでは2人とも、明日から忙しくなるだろうが、頑張ってくれ!」

「「はいっ!」」

ボクらのアイドル活動の歯車は、これから回り始めるのだ。


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