過去ログ - エリカ「私とみほが」 みほ「入替ちゃった……」
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5: ◆T2nJHNlthk[saga]
2016/03/17(木) 18:27:35.71 ID:LxXVqWGpo

エリカ「――どうするのよ、あれ……。完全に怪しまれていたじゃないの」


みほ「だって、逸見さ――みほの口調がおかしいんだもん……」

エリカ「あ、あんたにだけは言われたくないわよっ!? 私だってあんな変な口調じゃないわよ!」キー

 エリカが顔を染めながら素っ頓狂な声をあげる。

みほ「というか逸見さ――みほ、手ずっと繋いだままなんだけど……」カァァ

エリカ「あっ……」カァァ

 しかし次の瞬間、手を繋いだままだった事を指摘され、エリカの顔がより真っ赤に染まっていく。
 それに遅れる事数秒、素早くエリカはその場から飛びのき、手を離したのだった。
 その頃にはすっかり耳まで真っ赤に染まっていたのは言うまでもないだろう。 

エリカ「そ、それよりあんな口調じゃすぐに私達の正体がバレるわ。何とかしなさいっ」

みほ(エリカさん、すごく声が裏返ってるよ……)

みほ「うーん……あっ、いい事を思いついたよっ」

エリカ「っ! 流石ね! さぁ、早くそれを言いなさいっ」

みほ「ふふっ、名づけて――」



???「――エリカ、こんな所に居たのか。それにみほも」
エリみほ「「……え゛?」」
 
 不意に背後からかけられた声に二人は硬直し、まるで油が切れたロボットのような動きでゆっくりと首を回す。
 何故そんな行動を取っているかというと、その声には二人共聞き覚えがあり――この状況下で最も遭遇したくない人物の一人だったからだ。

 


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