過去ログ - エリカ「私とみほが」 みほ「入替ちゃった……」
1- 20
6: ◆T2nJHNlthk[saga]
2016/03/17(木) 18:30:55.15 ID:LxXVqWGpo
エリカ「た、隊ちょ――お姉ちゃん……」

みほ「お姉ちゃ――た、隊長……」


まほ「……どうした? 二人共なんか変だぞ……。まるでお互いが入れ替わったかのような――」

 流石は西住まほと言うべきだろう。
 彼女は非常に的を得た――というか正解とでも言うべき事を口に出していた。
 勿論心の中ではそんな漫画のような出来事が本当に起きたとは夢にも思っていないだろうが。

エリカ「――そ、そんな事ある訳ないじゃない。私は西住みほだよ?」

みほ「そ、その通りでありますのよ。私はエリカ。お姉ちゃ――黒森峰の副隊長の逸見エリカでございますですわっ」

まほ「…………そ、そうか。ふ、二人共悩みとかがあるなら言うんだぞ……」オソルオソル

エリカ(隊長がこんなに困っている顔を見たのは初めてだわ……)

みほ(お姉ちゃんのこんな表情初めて見たよ……)


まほ「コホン。と、とりあえずエリカ」

エリみほ「「はい」」

エリカ(しまった……今の私はみほだった……)

まほ「なんで二人共返事をしたんだ……? まぁいい。我々は予定通りここに居る他校の生徒より一足先に学園艦に戻るぞ」


エリみほ「「ええぇぇえええええっ!?」」


エリカ(そうだった……。黒森峰は数日後の練習試合に備えてここで宿泊せずに学園艦に戻るんだったわ……)

まほ「……だからどうして二人で返事を……まぁ、そういう事だから我々は行くぞ、エリカ。みほ、また今度ゆっくり話そう。いつでも家に帰ってくるんだぞ。それじゃあ」ギュッ

みほ「あっ、ちょっとお姉ちゃ……じゃなくて隊長待って――」

 
――ズルズル




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
33Res/23.23 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice