過去ログ - 上条「学園都市はこっからが正念場だ」
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22:名無しNIPPER
2016/03/20(日) 14:08:49.96 ID:z9KorbYz0
一方通行(………ゴーグルが無ェ。オリジナルか)

アックア「フム。つまらん幕引きであったな」


動きを止めた一方通行とは違い、アックアは拳を引いた。

戦闘中止の合図。撤退する気だ。


一方通行「待ちやがれこのクソ野郎がァ!!!」


が、そこで一方通行の電極のバッテリーが切れる。

プツン。と、何かが切れたように、一方通行の体が地面に接着する。


白井「お待ちなさい!! 空間移動能力者の私から逃げられるとお思いですの?」

アックア「テレポーター? フッ、そう急ぐ事もあるまい。私はこれから数日、この学園都市に留まるつもりである。また会う事もあるであろう」

御坂「待てって、言ってんでしょうがぁ!!」


それでも立ち去ろうとするアックアに、電撃の槍が襲う。

ビリビリィ!! という轟音を鳴らす稲妻は、しかしアックアに躱される。


御坂「避けた……ッ? う、嘘ぉ……」

土御門「神の右席相手に迂闊な攻めは逆効果だぜい? 超電磁砲」

御坂・白井「?」

土御門「おっと、敵じゃないぜい。皆大好き上条当麻の友達だにゃー」


突然現れた金髪の青年に、動揺を隠し得ない御坂と白井は武器を置かない。

が、そんなの気にしないとばかりに土御門は御坂に呼びかける。


土御門「そんなことより、今は一方通行を一刻も早く能力使用状態に戻さないと、全員まとめてあのアックアに殺されるぜよ」

御坂「そんな事言ったって、コイツなんかのびてるじゃない?」

土御門「ところがどっこい。電極のバッテリー切れっていうだけなんだにゃー。みこっちんの電気で充電してあげればすぐに復活するぜい?」

御坂「はぁ? ま、まぁそれなら……やってみるわ」

白井「では、それまで私がアレの相手を、という事ですわね」


一部始終を見続けるアックアに、白井が針を向ける。

アックアは観察していた。一方通行の時間切れの詳細を。


アックア(なるほど。首筋にある電極か。あれで何らかのサポートを受ける事で能力を発動させているわけであるか)


そして、御坂美琴、土御門元春、白井黒子、一方通行の顔をもう一度確認する。


アックア(ほか二人は知らぬが、あの茶髪と白髪の男女はたしか手配書に載っていた超能力者なる学園都市の最高位の戦力か)

アックア「だとすれば興醒めであるな。まぁ、聖人であり神の右席でもある私相手によくやったと讃えるべきであるが)


一人立ちはだかる白井の横に、土御門がつく。


白井「何ですの? 一般人は出来れば下がっていてほしいのですが。それに貴方、高位の能力者とも思えませんし」

土御門「アイツの前じゃ大能力者も無能力者も同じだぜい。下手をすれば超能力者だって一蹴されるアイツ相手に一人で立ち向かうなんて、死にに行くのと同じだぜよ」

白井「たしかに。第一位の一方通行さんを相手にここまでやる人物に私がどうにかできるとは思いませんが。それでも私は逃げるわけにはいきませんのよ」

土御門「正義感のある子だな。結標の話通りだ」

白井「結標? それって―――土御門「来るぞ!!!」


そして、再び戦いが始まる―――。


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