過去ログ - モバP「アイドルサバイバルin仮想現実」
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29: ◆E.Qec4bXLs[saga]
2016/03/27(日) 22:31:25.96 ID:ftFVPCyG0


晶葉「......仲間を身売りした気分だ」

志希「まぁーねー、ロールモデルが事務所のコたちだもんねー」

「あ、もう一回作ったりできるんじゃない?ボットの方の技術は晶葉ちゃん謹製だし」


晶葉「それは出来るが、そうやって出来たものはもはや別物なのだよ。あの街での記憶がないんだからな」

「生きた人間から受けた刺激、ボット同士で受けた刺激、それらの記憶がリセットされた代替品だ」


志希「そっかそっか、もう絶望的だね〜フラスコ代わりだったあの街はもうココにないもんねっ!にゃははっ!!」

晶葉「.........今思えば豪華すぎるフラスコだったな、あれは」



チュートリアルに用いた、プレイヤーを模した18体も


ユニットで動いたニューウェーブも、にゃん・にゃん・にゃんも

徒党を組んだ八神マキノも、

プレイヤーに味方した村上巴も、

仲間すら敵に回した『夜』のボットも

自殺した二宮飛鳥も

そして世界ごと敵を殲滅しようとした遊佐こずえも



彼女らがフラスコの中で何を感じ、

何を考え、行動に踏み切ったかを解析することはできないのだ



ラボの出口から一歩外へ踏み出す。熱くもない陽光が頭皮に触れた

カバンを下ろして小ポケットをあさる

振り返り業者もいなくなったラボの扉に取り出した鍵をかけた




志希「にゃは〜...残念だったね」

















「フラスコの外”にいたボットしか残らなくて」


晶葉「全くだ」




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