過去ログ - ロリ天使「お兄さん、善行を積みませんか?」
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◆hs5MwVGbLE
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2016/03/22(火) 19:05:00.92 ID:eCCXnzUz0
男(何が起こってる!?一体何が…)
全力でロリ天使を突き放した。
押し出されたロリ天使の身体は、背中からベッドに放り出される。
以下略
100
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◆hs5MwVGbLE
[saga]
2016/03/22(火) 19:09:27.50 ID:eCCXnzUz0
分からない、なんで彼女がいきなりこんなことをしたのか。
分からない、なぜ彼女が泣いているのか。
分からない、泣きたいのは今までの努力の一部を踏みにじられたこっちだっていうのに。
分からない、そもそも僕はこの契約によって本当に地獄に行けたのか。
それすらも分からなくなってきた。
以下略
101
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◆hs5MwVGbLE
[saga]
2016/03/22(火) 19:12:06.92 ID:eCCXnzUz0
ロリ天使「お兄さん!」
僕は台所の包丁を取り出すとそれを自分の喉の方に向けた。
そうだ、最初からこうすればよかったんだ。
以下略
102
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◆hs5MwVGbLE
[saga]
2016/03/22(火) 19:27:48.61 ID:eCCXnzUz0
ロリ天使「お兄さん!」
男「んだよ…なんだよぉ!」
ロリ天使「本当は怖かったんじゃないですか?私に出会うまでは、そんなことをしたって本当に地獄に行けるのか不安だったんじゃないですか?」
以下略
103
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◆hs5MwVGbLE
[saga]
2016/03/22(火) 20:12:10.07 ID:eCCXnzUz0
ロリ天使「最初に言いました。あなたには幸せになる権利があります。あなたの幸せはあの子、ロリ悪魔ちゃんに会うことなんですか?」
分かってはいたけどやっぱりロリ天使は全部知ってたんだなとそこで確信した。
男「そうだ…僕はあいつに、ロリ悪魔に会うために…ここまでずっと…」
以下略
104
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◆hs5MwVGbLE
[saga]
2016/03/22(火) 20:14:22.64 ID:eCCXnzUz0
ロリ天使「私とロリ悪魔ちゃんは天使と悪魔でありながらも友人同士でした。あの子は自分が王の娘である身分だったのにこんな私みたいな普通の下級天使と友達になってくれたんです」
ロリ天使「でも分かっていました。いつかはあの子が王の後継者となり、女王になることは」
ロリ天使「しかし王は後継者を争いの結果によって決めることを発表しました。争いが行われるというのにこのとき私は心底安心しました。天使失格です」
以下略
105
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◆hs5MwVGbLE
[saga]
2016/03/22(火) 20:15:53.48 ID:eCCXnzUz0
ロリ天使「それはもう恨みましたよ。しかもあの子はあの争い以降私が彼女を訪ねてやっと話すことを許されたと思いきや口を開けばあなたのことばかり」
ロリ天使「だから私は天国でこの話が出たときに決めたんです。お兄さんを天国に連れて行ってお兄さんとロリ悪魔ちゃんを引き離そうって。まるで悪魔のような発想です」
男「そんな……」
以下略
106
:
◆hs5MwVGbLE
[saga]
2016/03/22(火) 20:17:09.21 ID:eCCXnzUz0
ロリ天使「ですが、私はいつしかお兄さんのことが本当に好きになってしまってたんです」
男「!!」
ロリ天使「この気持ちに気がついたときはもうどうしたらいいか分かりませんでした」
以下略
107
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◆hs5MwVGbLE
[saga]
2016/03/22(火) 20:21:16.36 ID:eCCXnzUz0
ロリ天使「あなたが地獄に行ってもあの子に会えるかは分かりませんが私はここにいます。今確かに、この場所にいます」
ロリ天使「私ならあなたを幸せにできる保証があります!願いを、目標を考え直してくれませんか!?」
ロリ天使「至らないところはこれから頑張ります!あの子みたいに手料理ができる子がいいならできるようになります!」
以下略
108
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◆hs5MwVGbLE
[saga]
2016/03/22(火) 20:22:55.18 ID:eCCXnzUz0
男「ごめんな…」
ロリ天使の言葉を遮るために彼女の頭の上に手を置いた。
ロリ天使「!」
以下略
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