過去ログ - 【ラブライブ!】ことり「恋宮殿に誘われ」海未「乙姫心で抱き締めて」
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◆qpwZInm6fw
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2016/03/26(土) 22:16:39.61 ID:c+vPkEvQ0
海未「我々は人間の命を奪います」
海未「一方で、人間が命を差し出すことを許してから初めて生気を頂くことができる、という掟があります」
海未「住人たちは掟に従い、人間が自発的に生気を分け与えるようになるまでは手を出しません」
以下略
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◆qpwZInm6fw
[saga]
2016/03/26(土) 22:17:16.93 ID:c+vPkEvQ0
海未「……今回の事態は、ある意味事故のようなものだったんです」
海未「これまでこの地に訪れた人間が相手なら、凛の行為は何も問題は無かったでしょう」
海未「一度海の生物に身を許す段階にまで至ったのなら、他の何者がその身を求めようとも、人間は喜んで応じていました」
以下略
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◆qpwZInm6fw
[saga]
2016/03/26(土) 22:17:51.03 ID:c+vPkEvQ0
海未「…………今後、夜にことりの部屋に訪れるのは、控えます」
ことり「!? そんなっ」
海未「事の発端は間違いなく私です。この先同様の行為を続けることはできません」
以下略
268
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◆qpwZInm6fw
[saga]
2016/03/26(土) 22:18:22.22 ID:c+vPkEvQ0
ことり「嫌だよ……海未ちゃん……」
海未「皆には、ことりに対して手を出さぬよう勧告しておきます」
海未「ことりが今まで通り、龍宮城で平和な生活を送れるよう……」
以下略
269
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◆qpwZInm6fw
[saga]
2016/03/26(土) 22:18:59.76 ID:c+vPkEvQ0
海未ちゃんが去って、一人になってから。
そっと部屋の障子を開けて、凛ちゃんと希ちゃんが入ってきた。
凛「ことりちゃん……」
以下略
270
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◆qpwZInm6fw
[saga]
2016/03/26(土) 22:21:21.41 ID:c+vPkEvQ0
―――
モノを映すのは瞳ではなく心なのかもしれない。
昨日まであんなに綺麗だと感じていた海が、今は輝きも煌めきも消えてしまったように味気無い。
以下略
271
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◆qpwZInm6fw
[saga]
2016/03/26(土) 22:22:15.52 ID:c+vPkEvQ0
あれから。
海未ちゃんは宣言通り、夜に私の部屋に来ることは無くなった。
ことり(…………また……今日も……)
以下略
272
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◆qpwZInm6fw
[saga]
2016/03/26(土) 22:22:48.41 ID:c+vPkEvQ0
希「ほら、凛ちゃん」
凛「うん…………ね、ねえことりちゃん、中央の娯楽室にでも行こっ!」
希「面白いことしてたらあっという間にご飯の時間になるって」
以下略
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◆qpwZInm6fw
[saga]
2016/03/26(土) 22:23:31.18 ID:c+vPkEvQ0
―――
海未「……」
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◆qpwZInm6fw
[saga]
2016/03/26(土) 22:24:33.87 ID:c+vPkEvQ0
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色彩が失われた暮らしの中、何をしても胸に響かない。
せめてもの癒しになったのは、中央区画の大浴場だけだった。
以下略
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◆qpwZInm6fw
[saga]
2016/03/26(土) 22:25:19.16 ID:c+vPkEvQ0
希「それ、お湯やないね」
誰も側に寄ってこない浴場で、希ちゃんが私の側にやってきた。
以前、大浴場で二人組に迫られたのを助けてくれた時と同じく、美しい肢体が私の目を引く。
以下略
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