過去ログ - 【ラブライブ!】ことり「恋宮殿に誘われ」海未「乙姫心で抱き締めて」
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372: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 20:27:30.46 ID:U4+BbBrW0
海未「希。あなたと凛は味方なのですか?」

希「どう思う?」

海未「……味方であって欲しい、と願っています」
以下略



373: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 20:28:25.05 ID:U4+BbBrW0
海未「私は……私は理性を失ってまでことりを求めたりはしません!」

希「言い争うつもりは無いよ。結果は勝手に出るものやから」

海未「…………」
以下略



374: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 20:29:11.60 ID:U4+BbBrW0
―――


ことり(龍宮城に来て、大切な人たちと出会って、大好きな人と結ばれて……)

以下略



375: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 20:30:36.47 ID:U4+BbBrW0
―――


ことり「はっ…………はっ…………」

以下略



376: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 20:31:29.83 ID:U4+BbBrW0
 昨夜から考えていた数多くの謎を抱えたまま、今朝の私は目を覚ました。
 悩みの種は体内の澱みとなって深く沈んでいるようで、体を起こす動作一つが重々しく感じてしまう。


ことり(……なんて風に、後ろ向きなこと考えちゃ駄目)
以下略



377: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 20:32:34.85 ID:U4+BbBrW0
 物騒な言葉が聞こえて、反射的に身が震えた……その瞬間。
 中庭で話をしていた住人たちが、揃って私の部屋へと顔を向けた。
 障子の隙間を通して目と目が合う。


以下略



378: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 20:33:13.36 ID:U4+BbBrW0
 それから緩やかな追いかけっこが続いて……調理場に隠れた私はひとまず追手を振り払い、今に至る。


ことり(逃げられたけど、これからどうしよう?)

以下略



379: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 20:34:09.30 ID:U4+BbBrW0
ことり(…………! こっちも駄目!)


 調理場を離れて、宮殿内の廊下を恐る恐る進んでいく。
 遠くに人影が見えると歩調を緩めて、相手が私を追ってくるかどうか見極めるけど……。
以下略



380: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 20:35:11.59 ID:U4+BbBrW0
 龍宮城で最も広い部屋である大宴会場には、朝早くにも関わらず、ちらほらと食事を取っているヒトたちがいた。
 日頃騒がしくしている食事時だけど、今は不気味なくらいに静か。


ことり(ヒトはいるけど……みんなご飯食べて私に見向きしない)
以下略



381: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 20:36:06.49 ID:U4+BbBrW0
「あっ!」「逃げるわ!」「誰か止めて!」


 向かおうとしていた対面の出入り口を住人たちに固められてしまった。
 このまま前方に走っていっても捕まえられる。
以下略



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