過去ログ - 【ラブライブ!】ことり「恋宮殿に誘われ」海未「乙姫心で抱き締めて」
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395: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 20:48:06.95 ID:U4+BbBrW0
―――


ことり(……あれから、何日経ったかな……)

以下略



396: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 20:48:45.08 ID:U4+BbBrW0
 最初は、具合が悪いんだと思った。
 少し前までそうだったように、海未ちゃんの体から力が抜けて、生気に飢えているんだって。


ことり「海未ちゃん、手繋ぐ? 私から生気貰っていいからね?」
以下略



397: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 20:49:20.83 ID:U4+BbBrW0
―――


 生気のやり取りを断るに留まらず、次第に海未ちゃんは私との接触を頑なに拒み始めた。
 私たち以外誰もいないのに、一切の会話も無く過ごし続けるのは、精神的に苦しい。
以下略



398: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 20:50:15.65 ID:U4+BbBrW0
ことり「…………海未ちゃん!?」


 拘束用の個室を一つ一つ見回って、そのうちの一室で海未ちゃんを見つけた。
 どうして拘束部屋に居たのか、理由はすぐにわかった。
以下略



399: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 20:50:50.73 ID:U4+BbBrW0
ことり「よかった。もう大丈夫だよ」

海未「…………ことり…………」

ことり「どうして自分で動けなくなるようなことしたの?」
以下略



400: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 20:51:40.07 ID:U4+BbBrW0
 急に立ち上がった海未ちゃんは、私の手を掴んで強引に引っ張った。


ことり「え。きゃっ!?」

以下略



401: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 20:52:26.98 ID:U4+BbBrW0
ことり「んぐっ…………んんっ!? ん、ぉんぅ……!?」

ことり(なんで!? なんで!?)

ことり(こんな、海未ちゃん、どうして……!?)
以下略



402: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 20:53:25.74 ID:U4+BbBrW0
海未「はっ! はっ! はっ!」

ことり「海未ちゃん、どうしてこんな……」

海未「……耐えられません」
以下略



403: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 20:54:07.68 ID:U4+BbBrW0
海未「ことり、お願いです、ことりっ、」

ことり「やっやだっ! こんな風にするの嫌だよっ!」

海未「もう一度私に全部下さい!」
以下略



404: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 20:55:01.73 ID:U4+BbBrW0
 事態は把握しきれなくても、海未ちゃんに限界が来たんだってことはわかった。

 言ってみれば、目の前に御馳走をぶら下げられて我慢し続けるようなもの。
 初めて人間と交わり、最上級の極楽を知った海未ちゃんにとって、北の部屋に私と二人きりっていう状況がどんな影響を与えただろう。
 求められる側の立場にある私には理解できることじゃない。
以下略



405: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 20:55:55.59 ID:U4+BbBrW0
 激しい閃光と共に、目の前の光景が別の光景で塗り替えられた。


ことり(あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、)

以下略



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