過去ログ - 【ラブライブ!】ことり「恋宮殿に誘われ」海未「乙姫心で抱き締めて」
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421: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 21:08:08.64 ID:U4+BbBrW0
海未「このまま更に北に回って屋外に出ます」

ことり「正門は南だよね? 遠回りするの?」

海未「念のため、逃げ場が少ない宮殿内での移動は避けます。海に出て移動しましょう」
以下略



422: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 21:08:54.50 ID:U4+BbBrW0
 塀の外側に沿って海中を泳いでいる間も、近くに住人たちの姿は見当たらなかった。
 不気味なくらい何事も無いまま南の正面門扉に辿り着いて、敷地内に舞い戻った。


海未「こっちです。この先にことりを陸に帰してくれる者がいます」
以下略



423: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 21:09:28.70 ID:U4+BbBrW0
海未「彼の背に乗れば陸まですぐに向かうことができます。道中の心配をすることもありません」

海未「彼を連れて外に行きましょう。さあお仕事です、正門まで行きますよ」


以下略



424: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 21:10:12.52 ID:U4+BbBrW0
 私は海未ちゃんに手を引かれて、再び正面門扉に戻ってきた。
 繋いだ手を離して、亀の背中に乗れば、今生の別れになる……。


海未「……」
以下略



425: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 21:10:54.79 ID:U4+BbBrW0
ことり「二人とも無事だったんだね!」

凛「…………」

希「…………」
以下略



426: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 21:11:36.07 ID:U4+BbBrW0
 北の部屋に逃げる際、私たちを助けてくれた凛ちゃんと希ちゃん。
 再会を喜びたかったけど……どこか、不穏な空気が流れている。
 一重に味方だって言えないような……それこそ、以前希ちゃん自身が言っていたように……。


以下略



427: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 21:12:14.66 ID:U4+BbBrW0
海未「…………」

ことり「……海未ちゃん?」


以下略



428: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 21:13:10.89 ID:U4+BbBrW0
凛「無理なんだよ、海未ちゃん、ことりちゃん」

海未「何故ですかっ!?」

希「別にウチらのせいじゃないよ。何度も言うとるやん? 乙姫はそういう生き物やって」
以下略



429: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 21:13:57.32 ID:U4+BbBrW0
凛「凛たちもことりちゃんと結ばれたいもん。ちゃんとことりちゃんのままでいて貰わないと意味なかったの」

ことり「わからないよ……何を言ってるの?」

凛「ずっと言ってるでしょ? ことりちゃんのこと大好きだし、まだ諦めてないって」
以下略



430: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 21:14:46.44 ID:U4+BbBrW0
海未「……二人は私たちの味方ではないと言いながら、私たちを逃がしてくれた理由がわかりました」

凛「計算したみたいでズルイって思う?」

海未「窮地を救ってくれたのは事実です。責めるつもりはありませんし、感謝しています」
以下略



431: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 21:15:22.59 ID:U4+BbBrW0
ことり「……」

海未「……わかって、います……」

海未「今、もう、すぐに……ことりを帰しますから……!」
以下略



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