過去ログ - 【ラブライブ!】ことり「恋宮殿に誘われ」海未「乙姫心で抱き締めて」
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436: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 21:19:37.34 ID:U4+BbBrW0
海未「…………」

ことり「…………」

海未「………………ははっ」
以下略



437: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 21:20:44.52 ID:U4+BbBrW0
 力無く握られていた私の手が、少しずつ締め付けられていく。
 海未ちゃんの手に篭る力が強まる程、繋がっている実感が大きくなっていく。


ことり(この先、私は永遠に、この手から離されなくてもいい)
以下略



438: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 21:22:02.20 ID:U4+BbBrW0
海未「……本当ですか?」

ことり「え?」

海未「違うはずです。ことり、そうではありません」
以下略



439: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 21:23:13.29 ID:U4+BbBrW0
 自由を取り戻した手を掲げた。
 誰とも繋がっていない、孤独な私の手……。


凛「そんな……!」
以下略



440: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 21:23:55.45 ID:U4+BbBrW0
ことり「……海未ちゃん……どうして……!」

海未「……これでいいのです」

ことり「だって、乙姫なのに」
以下略



441: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 21:24:45.49 ID:U4+BbBrW0
 海未ちゃんの指示と共に、私を乗せた大亀がふわりと浮いた。
 龍宮城の敷地から、正面の門扉を潜って、海の領域へと進んでいく。


海未「お別れです。どうかお元気で」
以下略



442: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 21:25:56.15 ID:U4+BbBrW0
凛「海未ちゃん、どうして、出来るはずないよ……!」

海未「ええ、私自身信じられません」

希「理屈でどうこうできるはずないのに……!」
以下略



443: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 21:26:30.17 ID:U4+BbBrW0
ことり「…………」

海未「…………」


以下略



444: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 21:27:02.93 ID:U4+BbBrW0
 海中を浮かび上がって、広大な龍宮城の全域を俯瞰できるくらいの高さにまできた。
 門扉の前に立つ三人の人影は、もうはっきりと映らない。


ことり(海底の楽園……幸せな時間を過ごした宮殿……大切な人たち……恋した人……)
以下略



445: ◆qpwZInm6fw[saga]
2016/03/27(日) 21:27:41.53 ID:U4+BbBrW0

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―――――


以下略



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