過去ログ - 【ラブライブ!】ことり「恋宮殿に誘われ」海未「乙姫心で抱き締めて」
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◆qpwZInm6fw
[saga]
2016/03/27(日) 21:24:45.49 ID:U4+BbBrW0
海未ちゃんの指示と共に、私を乗せた大亀がふわりと浮いた。
龍宮城の敷地から、正面の門扉を潜って、海の領域へと進んでいく。
海未「お別れです。どうかお元気で」
以下略
442
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◆qpwZInm6fw
[saga]
2016/03/27(日) 21:25:56.15 ID:U4+BbBrW0
凛「海未ちゃん、どうして、出来るはずないよ……!」
海未「ええ、私自身信じられません」
希「理屈でどうこうできるはずないのに……!」
以下略
443
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◆qpwZInm6fw
[saga]
2016/03/27(日) 21:26:30.17 ID:U4+BbBrW0
ことり「…………」
海未「…………」
以下略
444
:
◆qpwZInm6fw
[saga]
2016/03/27(日) 21:27:02.93 ID:U4+BbBrW0
海中を浮かび上がって、広大な龍宮城の全域を俯瞰できるくらいの高さにまできた。
門扉の前に立つ三人の人影は、もうはっきりと映らない。
ことり(海底の楽園……幸せな時間を過ごした宮殿……大切な人たち……恋した人……)
以下略
445
:
◆qpwZInm6fw
[saga]
2016/03/27(日) 21:27:41.53 ID:U4+BbBrW0
―
―――
―――――
以下略
446
:
◆qpwZInm6fw
[saga]
2016/03/27(日) 21:28:16.71 ID:U4+BbBrW0
ことり(御伽噺のように、私も帰ってくることができた……)
ことり(あ、お土産の玉手箱貰ってない)
ことり(……まあ、いっか)
以下略
447
:
◆qpwZInm6fw
[saga]
2016/03/27(日) 21:28:53.36 ID:U4+BbBrW0
家へと帰る前に、最後にもう一度、海へと目を向けた。
海のずっと奥深く、陸からは決して目に映ることのない場所に、確かに存在する宮殿を思い浮かべて。
ことり(海未ちゃん……)
以下略
448
:
◆qpwZInm6fw
[saga]
2016/03/27(日) 21:29:26.84 ID:U4+BbBrW0
―――――
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以下略
449
:
◆qpwZInm6fw
[saga]
2016/03/27(日) 21:30:03.68 ID:U4+BbBrW0
およそ百年前……。
龍宮城では、私たち乙姫を含む全住人を巻き込んだ騒乱が起きた。
たった一人の人間を巡り、誰しもが熱を上げ、掟も慣習も無い無法地帯と化した。
以下略
450
:
◆qpwZInm6fw
[saga]
2016/03/27(日) 21:30:47.75 ID:U4+BbBrW0
―――
海未「…………」
以下略
451
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◆qpwZInm6fw
[saga]
2016/03/27(日) 21:31:23.05 ID:U4+BbBrW0
玄関から宮殿内に戻り、明日以降の予定を復習していた。
問題点を幾つか上げ、対策を練っていると、遅れて玄関から入ってきた使いの者が私を呼び止めた。
海未「どうしました?」
以下略
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