過去ログ - 【シュタゲSS】フェイリス「……パパ?」
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12: ◆3go5SqN4Y.[saga]
2016/03/22(火) 00:12:36.64 ID:RNBx/5Vb0
紅莉栖「遅い。ラボで一人私を待たせて何してたんだ」

午後二時ごろ、フェイリス宅を後にした俺たちはラボへ帰ってきた……のだが、そこには何故か仏頂面の助手がいた。
ムスーッと顔をしかめ、俺を睨みつけている。そのくせまゆりには甘い声で返事するのだからたちが悪い。

机にはまゆりの買ってきたであろうバナナと、誰のか分からないヘアゴムが5つと、明らかにダルのであろうエロゲが置いてある。
まゆりは髪はくくってないはずだが……コスプレにでも使うのだろうか。
というかダルよ、なぜ机にエロゲを置きっぱなしにしている。

岡部「だから、朝フェイリス宅に行くがお前も来るか、と尋ねただろ。それなのに『私は良いわ。あんた達で行ってきなさい』とかクールぶってメールしてきたのは、他でもない、お前

だ、助手ぅ」

紅莉栖「だ、だって、朝の六時にメールされても……ほとんど頭回らずに返したわけだが……」

岡部「そんな朝に突然フェイリスから連絡が来たのだから、仕方なかろう。それに、まゆりもダルもちゃーんと来たのだぞ?」

紅莉栖「は、橋田はフェイリスさんだからでしょ? 大体……」

まゆり「まあまあ、オカリン、紅莉栖ちゃんはオカリンに会えなくて寂しかったって言ってるんだから、優しくしてあげなきゃ駄目だよ?」

紅莉栖「ふぇっ!? そ、そんなこと誰も言ってな……」

ダル「じゃあ牧瀬氏は寂しくなかったん?」

紅莉栖「そ、それは……」

ダル「爆発しろ」

まゆり「ほらー、オカリン分かったー?」

あたふたする俺にまゆりが目で訴えかけてくる。こういう時のまゆりは意志が強く、折れてはくれない。
そう分かってはいるのに、俺はどうにも素直になれない。



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