過去ログ - モバP「俺はまゆの望むことならなんだってするよ」
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◆d0hZ1USyYNJW
2016/03/22(火) 23:17:35.25 ID:ntAGuIFS0
スカウトしたあの日から1ヶ月はたっただろうか。
寮への引越しなどを済ませて、佐久間まゆはうちの事務所の一人として本格的な活動を始めようとしていた。
とはいえ、レッスンを始めた程度でまだ大した仕事はさせないが。
まゆ「ふぅ…」
そっとため息を吐いたまゆ。
その姿はなぜだか艶めかしく、俺の視線を引き寄せた。
モバP「疲れた?」
まゆ「そうですね、少しだけですけど。この事務所広いですね…」
今日はまゆに事務所の案内をしていた。
さすがに1日でこの広い事務所の施設を案内するのは女の子には厳しかったようだ。
とはいえ、何日にも分けて案内するのも面倒であったので、一気に紹介させてもらった。
まゆ「覚えるだけでも大変そうですね」
少し疲れた色を見せながらも、笑っていた。
モバP「…ずっと歩かせちゃってごめんね」
彼女の疲れた顔を見ていると、無理させてしまったことが申し訳なくなった。
まゆ「大丈夫です。それにしても、カフェまで中にあるなんて、素敵な事務所ですね」
申し訳なく思う俺を救うように、笑いながら話を移してくれた。
気を遣わせてしまったのかもしれない。
若い子に気を遣わせている自分が少し情けなく感じたが、彼女の気遣いの上手さを知り、また惹かれた。
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