過去ログ - モバP「俺はまゆの望むことならなんだってするよ」
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◆d0hZ1USyYNJW
2016/03/28(月) 23:13:52.71 ID:Dbg/s2Wh0
一度口を開いたら、不思議と言葉は自然に流れ出て行った。
モバP「アイドルと付き合わない、っていったのは、その…Aの告白を断る口実だったんだ。俺はずっとまゆが好きだったから、なんとかAを退けるために、適当なことを言っちゃったんだ」
正直に思ったことを話した。
ずる賢い人だと思われるかもしれない、冷たい人だと思われるかもしれない。
だが、能動的な恋愛の経験が皆無な俺には、こんなときどんな嘘をつけばいいのかわからなかったので、心の内をそのままおっ広げにするしか思いつかなかった。
モバP「…そう、出会ったときからまゆが好きだ。俺もまゆに一目惚れしていたんだよ。俺はアイドルとかプロデューサーとかそんな関係大して気にしてない。どんな俺たちだとしても、俺はまゆと付き合いたい」
まゆ「本当に…?」
まゆは膝から崩れおちて、涙を滝のように流しながら、それでもこちらをしっかりと見て、聞いてきた。
(本当だ、これが俺の本心だ)
モバP「うん」
まゆ「まゆも…モバPさんと付き合いたい…あなたをまゆのものにしたい」
モバP「好きだ、まゆ」
俺は心の勢いのまま、まゆの元へ行き、抱きしめた。
まゆの身体は見た目より小さく、柔らかく、暖かく感じた。
まゆは至近距離にいる俺を見て、蕩けた顔をして、俺の頬に両手をあてた。
まゆ「うふ、モバPさん…大好き」
涙でぐちゃぐちゃな笑顔だったが、今まで見てきたまゆの中で、一番魅力的に見えた。
この日からまゆは俺のものに、俺はまゆのものになった。
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