過去ログ - 理樹「朝起きたら腕に『誰も信用するな』と書かれてあった」
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33:名無しNIPPER[saga]
2016/03/30(水) 22:08:27.38 ID:ELP1zoOR0
洗面所

理樹「………っ!!」

理樹(今日はやけに変なことが多い。しかし、中でもこれは今までよりとびきり異常性が高く、また恐怖心も煽られた)

”誰も信用するな”

理樹(歯を磨いている途中で袖に水がかかってしまった時のことだった。ふと肩まで濡れた袖を捲ろうとすると自分の肘から手首の間にこんな文字が書かれてあったんだ)

理樹「なんだ……これ……」

理樹「……………………あ」

理樹(断片的に思い出した。僕が昨日と思っていた鈴とのデートと、僕が起きた今日の朝の間に”思い出すような何か”があったことを)

理樹(この世界はどこかおかしい。具体的には何も言えないけどこのまま手をこまねいている場合じゃない事だけは分かった)

ダダダッ

理樹(その時、出口の方から誰かが向かってくる音がした)

理樹「だ…誰だ!そこにいるのは!」

恭介「俺だ!ハァ…ハァ…!」

理樹「恭介!」

恭介「よかった…ここにいたのか理樹…!いいか、よく聞いてくれ。ここは何かがおかしい…言葉では言い表せられないがとにかく、なにかが…!」

理樹(恭介の焦りようは尋常じゃなかった。そして彼もまた僕と同じ状態にあることが分かった。そう考えると強力な仲間を見つけたようで少し安心した)

理樹(僕も恭介にそのことを言いたくて堪らなかったけどそれより密室に近い場所に居続けることが何よりも怖かったので今はこれだけ言った)

理樹「分かった!逃げよう!」


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