過去ログ - 理樹「朝起きたら腕に『誰も信用するな』と書かれてあった」
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80:名無しNIPPER[saga]
2016/04/06(水) 23:58:41.93 ID:F7vrNC6VO
来ヶ谷「実を言うとこれとほぼ同じ場面があったのだよ…そう、あれは確か何周目だったか……まあいい。君達にとってはこれが初めての反撃なんだろうが私達にとっては『ああ、またか』って感じなのさ」

恭介「なん……だと……?」

理樹(来ヶ谷さんの言っていることはつまり、ループされた日の中で前にも同じように反撃を思いついた僕らがいたという事だ)

来ヶ谷「その時、君は後ろに控える理樹君と、横で肩を並べる真人君に対し君はなんて言ったと思う?」

来ヶ谷「『すまない』……だ」

恭介「う…嘘を吐くなーー!!」

来ヶ谷「はははっ!私の言葉をどう受け取ってもらっても構わない。しかし私には分かるんだよ。君が今にもこちらへ近づいてくるのがね」

理樹「恭介!」

恭介「分かってる、安心しろ!こんな言葉に惑わされるほど俺はヤワじゃない」

来ヶ谷「ほう、その威勢がいつまで続くかな?」

真人「へっ!そもそも恭介が理樹を襲ってなんの得があるってんだ?」

来ヶ谷「得だって?それは恭介氏自身が一番分かってるんじゃないかな。君も一度は想像したはずだ。理樹君を独り占めしてあんな事やこんな事が出来たらどれだけ素晴らしいだろう。一度でいいからあのすべすべの肌やサラサラした髪を意のままに弄ってみたい………なんてね」

恭介「………………っ!!」

理樹(いま、一瞬恭介が唾を飲み込む音が聞こえた気がした)

理樹「気をしっかり持って恭介!」

恭介「あ、ああ!」

来ヶ谷「実際君はそうした。一度裏切ったんだ。今更なんの引け目があるだろう!毒を食らわば皿までだ。さあ…無理やり耳を塞いだところで君が守るべき男の友情、幼馴染の絆はとっくに消えているのだよ。謙吾君しかり」

謙吾「そうだ!お前もこっち側に来てくれないと俺の立場が無くなるだろ!」

理樹(謙吾の叫びは特に悲痛なものだった)

恭介「ば、馬鹿な……俺が理樹を裏切るだと……!」

来ヶ谷「さあ…こっちへ来るんだ…なに、1時間後にはなんでこんなことで悩んでいたのか分からなくなるよ」


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