1:D
2016/03/22(火) 17:38:39.94 ID:mmLy1S/5o
デレマス × 魔女の心臓のクロスSSです。
正直、かなりのにわかなので口調の乱れやキャラがブレブレになっていると思いますが、最期までお楽しみください。
魔女の心臓全8巻。好評発売中なので買ってくださいね♪
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2:名無しNIPPER[sage]
2016/03/22(火) 17:39:09.26 ID:mmLy1S/5o
昔々、魔女と呼ばれる存在がいました。
魔女は、薬を煎じたり、境界で妖精や竜と語らう賢い人間でした。
そのなかに、愚かな魔女がいました。
3:名無しNIPPER[sage]
2016/03/22(火) 17:40:29.69 ID:mmLy1S/5o
「どうだったでしょうか?」
鷺沢文香は、少し古ぼけた本をパタリと閉じて、橘ありすに、さっき読んだお話の感想を尋ねた。
「中々、面白かったですよ。文香さん」
4:名無しNIPPER[sage]
2016/03/22(火) 17:41:02.90 ID:mmLy1S/5o
「文香さん」
「何でしょうか……?」
橘ありすは、自慢のタブレットとにらめっこしながら、鷺沢文香に質問をした。「今、その魔女はどこにいるのですか?」と。鷺沢文香は、真剣な表情で、タブレットに文字を入力して検索する橘ありすに、こう答えた。
5:名無しNIPPER[sage]
2016/03/23(水) 16:43:22.59 ID:R03ctSlyo
まるで大きな生き物かのように、群れを成している大きな群れの中を、ランタンを持った少女は歩いてた。
「暑いわ……」
太陽から降り注ぐ熱と、アスファルトから反射する熱と、街行く人々の熱気が一人の少女を苦しめていた。
6:名無しNIPPER[sage]
2016/03/23(水) 16:45:30.59 ID:R03ctSlyo
「そりゃ、そんだけ厚着すれば当然っすよ」
街行く人は、少女を二度見したり、中には写真を求める人までいた。街行く人々からすれば、少女はただのコスプレ少女にしか見えないのだ。
「どこかに、涼めるような場所はないかしら」
7:名無しNIPPER[sage]
2016/03/23(水) 16:47:00.96 ID:R03ctSlyo
「いらっしゃいませー! 何名様ですか?」
大きな声とともに、うさ耳メイドに出迎えられる。このメイドは有名人か何かなのか、たびたびサインを求められていた。
8:名無しNIPPER[sage]
2016/03/23(水) 16:47:36.02 ID:R03ctSlyo
「姐さん! あいつ何かヤバそうですよ!」
「ルミエール。人を見た目で判断してはいけないわ」
少女は、ランタンに軽くげんこつを入れた。
9:名無しNIPPER[sage]
2016/03/23(水) 16:50:32.42 ID:R03ctSlyo
「どうも、こんにちは」
「こ、こんにちは」
どうもこの人は、人と話すのがあんまり得意ではないみたいだ。男は、気恥ずかしそうに後ろ頭をさすった。
10:名無しNIPPER[sage]
2016/03/23(水) 16:51:13.57 ID:R03ctSlyo
「あの、アイドルに興味はありませんか?」
ケーキを待っている間に、男は少女にそう問いかけた。
「あ、私はこういう者です」
11:名無しNIPPER[sage]
2016/03/23(水) 16:51:53.51 ID:R03ctSlyo
「アイドルは、皆様に魔法をかける仕事です」
少女には、そう話す男の顔は、キラキラと輝いて見えた。
「どうして、私を?」
12:名無しNIPPER
2016/03/23(水) 17:00:03.85 ID:R03ctSlyo
今日はここまでにします
sage外すの忘れてた……
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