過去ログ - 響「貴音!?」たかね「めんような!」その2
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10: ◆ccGlDikGP2[saga]
2016/03/22(火) 19:49:03.15 ID:p1xr7Yhy0

  響「よくわかんないけど、なにか自分に教えてくれることがあるんなら、もちろん――」


 使者「『かぐや姫』なる物語はご存知ですか?」
以下略



11: ◆ccGlDikGP2[saga]
2016/03/22(火) 19:49:33.91 ID:p1xr7Yhy0

 使者「ただ…… 筋書の根本的なところが、事実と食い違っておりまして」

  響「根本的なところ?」

以下略



12: ◆ccGlDikGP2[saga]
2016/03/22(火) 19:50:21.90 ID:p1xr7Yhy0

 使者「………… ところで、昨年のことですが、相当の規模の日蝕――」

  響「はっ? 去年の…… ……日食?」

以下略



13: ◆ccGlDikGP2[saga]
2016/03/22(火) 19:51:21.65 ID:p1xr7Yhy0

  響「ひとりで勝手に納得するのやめてよ。だいたいあんた、自分に伝えることがあったんじゃないの?」

 使者「かぐや姫にせよ、今回の姫君にせよ、なぜ幼子の姿に戻る必要があったのだと思われますか?」

以下略



14: ◆ccGlDikGP2[saga]
2016/03/22(火) 19:52:16.62 ID:p1xr7Yhy0

  響「そらごと…… っていうと、つまり、ウソ、ってことだよね?」

 使者「……」

以下略



15: ◆ccGlDikGP2[saga]
2016/03/22(火) 19:53:30.01 ID:p1xr7Yhy0





以下略



16: ◆ccGlDikGP2[saga]
2016/03/22(火) 19:54:08.04 ID:p1xr7Yhy0

  響「えっと、そしたら、その、施術…… が、なにかトラブルでも起こしたってこと?」

 使者「そうです。細かな原因等は未だ不明ですが、姫君のお姿が幼児に変わられたのはそれが理由です」

以下略



17: ◆ccGlDikGP2[saga]
2016/03/22(火) 19:54:36.22 ID:p1xr7Yhy0

 使者「姫君の施術にも、我々が姫君の状況を把握するのにも、必要不可欠なものがございます」

  響「月食に影響されそうなもの、っていうと…… つまりそれ、月の光、ってことかな」

以下略



18: ◆ccGlDikGP2[saga]
2016/03/22(火) 19:55:13.55 ID:p1xr7Yhy0

 使者「…… そんな貴女ですから、姫君が本当は幼子である、という嘘を吐けば」

  響「だいたいお人よしっていうけど、友達が困ってるの助けるなんて当たり前で…… え?」

以下略



19: ◆ccGlDikGP2[saga]
2016/03/22(火) 19:56:19.40 ID:p1xr7Yhy0

  響「…………」

 使者「お気持ちはお察しします。私を罵るなり、殴るなりでお気が済むのなら、如何様にも――」

以下略



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