過去ログ - 高槻やよい「思い出はもやしと共に」
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37: ◆Xz5sQ/W/66[sage]
2016/03/24(木) 19:08:56.13 ID:K/5XZl+00
>>30訂正 ごめんなさい、冒頭の一行が抜けてました。

「それ! はづきの好きなヤツ! 『ケロケロビスケット』!」

「大正解〜! 良い子にお留守番してたはづきちゃんに、お姉ちゃんからのお土産です」


38:名無しNIPPER[sage]
2016/03/24(木) 19:13:57.10 ID:7YJj7a/DO

はづきイメージ画像


39:名無しNIPPER[sage]
2016/03/24(木) 23:26:54.36 ID:1LBIOva9o
>>38
天使はここにいたのか…


40:名無しNIPPER[sage]
2016/03/25(金) 00:59:00.75 ID:BxK0KkiFo
天使?やよいなら家で飯食ってるぞ


41:名無しNIPPER[sage]
2016/03/25(金) 01:58:36.11 ID:xR1Y7NuDO
>>40
お前72いってんの?大人やよいは女神だろ
だから娘が天使なんだろうが…


42: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/03/25(金) 05:33:40.35 ID:zvA6/JAB0
===

 人を好きになる瞬間って、どんなだろなーって考えた事、ありませんか?
 
 お金とか見た目とか、立場や名誉だったりとか。そういうのを一回、
以下略



43: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/03/25(金) 05:36:19.03 ID:zvA6/JAB0
===
 
 玄関を開けて聞こえてくる、賑やかな声。
 ぱたぱたと足音を立て、廊下の奥からやって来るのは、今年六歳になる私の娘。
 
以下略



44: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/03/25(金) 05:37:43.61 ID:zvA6/JAB0

「すみません千早さん。先に始めてもらっちゃって」

「ううん、いいのよ。そんなに手の込んだ物を作るわけじゃないし……萩原さん達とは、ちゃんとお話できたかしら?」

以下略



45: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/03/25(金) 05:38:49.97 ID:zvA6/JAB0
 
「うん、似合う似合う! 今度おねーちゃんに会ったら、はづきもちゃんとお礼言うんだよー?」

「えへへ……真おねーちゃんのお洋服、可愛いからはづき大好きなんだー♪」

以下略



46: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/03/25(金) 05:42:25.02 ID:zvA6/JAB0

 にっこりと笑顔で、私は彼女に持っていた「ケロケロビスケット」の空き箱を見せました。
 すると、分かりやすいくらいに千早さんがうろたえだして。
 
「たしか私、お店では『一箱だけなら買ってもいいです』って言いましたよね?」
以下略



47: ◆Xz5sQ/W/66[saga]
2016/03/25(金) 05:43:42.40 ID:zvA6/JAB0

 くるりと隣の部屋を振り返ると、こちらの様子をうかがっていた三人が、一斉に顔を逸らして。
 
 せめて今日ぐらいは怒らないようにしたかったけど、それはそれ。きちんとケジメはつけないといけません。
 
以下略



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