63: ◆K5gei8GTyk[saga]
2016/03/25(金) 03:03:47.05 ID:vxIFxQsM0
それに味を占めたのか、またあるときの彼女は、網目の粗いバニーガール姿に身を包んでいた。
デスクワークをしていたら唐突に事務所の扉が開いて、そこから真顔のバニーガールが入ってきたときの俺の気持ちも汲んでほしい。
しかも、それについてなにかしらの反応を求めてくるでもなく、彼女は何食わぬ顔をしてソファに腰掛けて読書をしていた。
後になって聞いてみれば、イベントのために衣装サイズの確認として着たバニーを着替えないまま、試着室から事務所に帰っていたらしかった。
そのバニーガールのイベントも終わり、もう彼女がバニーコスをしないとわかったときに、ひどく安心したことを覚えている。
いくら彼女とはいえ、いや、むしろ彼女であるがゆえに、あの際どい衣装は目のやり場に困ったからだ。
だけど、もう少しだけ、兎の呪いは俺についてまわることになる。
117Res/62.14 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。