11:名無しNIPPER[saga]
2016/03/25(金) 13:03:07.88 ID:QspKbb+e0
?「まぁ〜ったく、なぁ〜んでこのわたしが、こんなことしなくちゃいけないのよ!?」
スラリと指の先まで細長く伸びたしなやか手でルノーの運転席のドアを開け放ち、腰元まで伸びた陽光に透けて金色の煌めく癖の無い髪を風に靡かせて、ひとりの見目麗しい女性がしゃなりと優雅にアスファルトの路上へと足を降ろした。
周囲を吹き荒ぶ爆風や爆音には全く関心を向けず、やや色素の薄いシアンの瞳で悠然と周りを見回すその女性の身体を護るように、時折八角形の紅い光の楯が疎らに明滅を繰り返している。
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