124:名無しNIPPER[saga]
2016/04/11(月) 17:39:46.45 ID:7huFBj350
だからこそ、いま目の前で死に逝こうとしている男の手引きで彼【碇シンジ】と再会し、何時かの再会を約束して別れた後すぐに、彼女は何の躊躇も無く自らの意思で自身のリリンとしての身体をLCLへと還した。
精神(魂)だけの存在となり、いまだ覚醒しない碇シンジに関わるリリン達を動向を、使徒にもリリンにも属さない中立の立場で傍観する者となるために。
故に、マナがこの場に鉢合わせたのは、或る意味偶然であって、或る意味必然でもあった。
それは全容からすればほんの些細なこととはいえ、【彼】を取り巻く運命の中の一幕であるということには違い無いことであったから。
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