41:名無しNIPPER[saga]
2016/03/29(火) 18:25:19.90 ID:du4DmJmn0
第3東京市のジオフロント内、特務機関NERVセントラルドクマ第二層「司令・発令室」へ直通のエレベーター内
アスカ「それで? ヒカリが迎えに来てくれたってことは、E01の準備はもう済んでいるわけ?」
ヒカリ「ええ、レイさんの方も準備万端の状態だし、あとはパイロットを乗せて、“貴女”がトレス・サージとE01のシステムをリンクさせればいつでも発進可能よ」
アスカ「乗せる? 「放りこむ」じゃないの?」
ヒカリ「まぁ、そうとも言うわね」
絶えず第一種戦闘配置を告げる館内放送に取り立て慌てる様子も無く、緊張感の欠片も感じられない問い掛けに、淡々とした機械的な答えが返された。
ヒカリ「ところで、ムサシ君とケイタ君にケージまで運んで貰っているさっきの“アレ”、いったいどんな状態だったの? 袋詰めにされてたから、中身は見えなかったけど?」
アスカ「いや、それがわたしが発見した時には下敷きになって、血塗れの状態で気絶しててさ〜……」
スマホ越しであったとはいえつい先程、人身事故を杞憂していた相手に「実は自分が車の下敷きにしました」と言うわけにもいかず、アスカはもごもごと曖昧に言葉を濁す。
140Res/81.96 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。