過去ログ - 【ゆるゆり】京子「sweet night」
1- 20
11:名無しNIPPER[sage saga]
2016/03/27(日) 17:31:22.33 ID:8lMW6tGIo
結衣「私、心のどこかでは……京子ってそういうことを一切しない子なんじゃないかなってうっすら思ってて……その、少し心配だったんだ。でも今は、やっぱり私と同じだったんだって思えて……なんだろ、京子が今までよりもっと近くなった感じがするよ」


結衣「京子の新しい一面が見れて、嬉しいんだ」


しっとり落ち着いた京子の頭を抱き寄せる。

そのままシャンプーの匂いを吸い込むと……なんだかとても、優しい気持ちになれた。


京子「……れにも……」

結衣「ん?」

京子「誰にも……言わないでね、このこと……///」

結衣「言わない言わない! 当たり前じゃん」

京子「うん……えへへっ」ぐすっ


だんだん落ち着いてきたのか、京子は徐々に泣きやんできた。顔を直し、改めて振り返るこの状況が面白おかしくて、ちょっとずつ笑顔も増えてきた。

胸の中で余裕を取り戻しつつある京子に……私は、どうしても聞きたいことをついに聞いてしまう。


結衣「なあ京子……ひとつだけ、いいか?」

京子「?」


結衣「あの……するだけなら別に自分の家に帰ってからとか、トイレの中とかでも良かったわけだろ? どうして……私の布団の上で……?」

京子「……!///」


意地悪な質問だって、自分でもわかってる。

でもどうしても聞きたかった。

これを聞かなかったら……今回の一件はこれにて何事もなく終わってしまう気がした。


京子はしばらく黙っていたが……私を抱きしめる腕にきゅっと力を込めると、消え入りそうな声で……目線を少しずらして答えた。


京子「結衣の……匂いがするから……」

結衣「!!」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
34Res/38.82 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice