過去ログ - ノンナ「カチューシャは今日もおでかけです」 -SS速報VIP

過去ログ - ノンナ「カチューシャは今日もおでかけです」

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10:名無しNIPPER[saga]
2016/03/28(月) 00:07:44.56 ID:KD9MoR++0
――翌日の夜、黒森峰女学園

エリカ「隊長、研修に必要な資料が揃いました。こちらになります」

11:名無しNIPPER[saga]
2016/03/28(月) 00:08:53.69 ID:KD9MoR++0
――練習試合当日　兵庫県某所の渓谷

カチューシャ「さあ、いよいよ試合開始よ。同志諸君はプラウダのために全身全霊で臨みなさい」

以下略

12:名無しNIPPER[saga]
2016/03/28(月) 00:09:49.29 ID:KD9MoR++0
――試合開始。KV-2は切り札として自陣の丘の上で待機中

アリーナ「第二小隊は作戦どおり川沿いを順調に北上中だべ」

以下略

13:名無しNIPPER[saga]
2016/03/28(月) 00:11:02.55 ID:KD9MoR++0
ノンナ（敵小隊、残り5輌――撃破された車輌を盾に後退し、傍の橋を渡ってこちらの進路をふさぐつもりか）

カチューシャ『ノンナ、敵フラッグ車を見つけたわ。予定どおりフィールド北側で挟み撃ちにするわよ』

ノンナ「了解。小隊各車、敵は我々をここで食い止めるつもりです。こちらも攻撃を続け、削られてでもここを突破しましょう」

以下略

14:名無しNIPPER[saga]
2016/03/28(月) 00:11:53.37 ID:KD9MoR++0
ノンナ「A車、B車、敵の狙いはあなたたちです。撃破車輌の陰から砲撃し、橋の上の敵を牽制してください」

ノンナ「我々IS-2は、その隙を突いて敵前列左側の小隊長車を叩きます。一気に橋の前へ出たら、発砲後欄干の陰へ」

IS-2操縦手「Да」ｷﾞｭｲｲｲﾝｷｯ

以下略

15:名無しNIPPER[saga]
2016/03/28(月) 00:13:00.55 ID:KD9MoR++0
カチューシャ「ノンナどうしたの！　応答しなさい！」

ノンナ『……申し訳ございません。IS-2、撃破されました』

カチューシャ「なっ！？　それで、小隊はどうなったの？」

以下略

16:名無しNIPPER[saga]
2016/03/28(月) 00:13:52.60 ID:KD9MoR++0
アリーナ「本当に良がたのか？　んな啖呵ば切ってまで」

ニーナ「大丈夫だべ。それにおらたづがミスしたときいつも副隊長に助けでもらってるから、今日はおらたづの番だっきゃ」

アリーナ「ニーナ……んだな。たまにはおらたづも恩返ししねぇと」

以下略

17:名無しNIPPER[saga]
2016/03/28(月) 00:15:43.41 ID:KD9MoR++0
KV-2操縦手「位置についたべ」

アリーナ「砲撃準備完了。小隊2輌が橋に入った。渡りきったら合図するべ」

KV-2砲手「んだ。副隊長のアドバイスどおりに……」

以下略

18:名無しNIPPER[saga]
2016/03/28(月) 00:16:33.31 ID:KD9MoR++0
東北弁とお嬢様口調が飛び交う好試合はその後も白熱し、

的を外したKV-2がフィールド脇を走る線路を盛大に爆破して鉄道会社の社長がガッツポーズしたり

フラッグ車チャーチルに狙いを定めたクラーラ車の元に空からローズヒップ車が降ってきたり

以下略

19:名無しNIPPER[saga]
2016/03/28(月) 00:17:28.84 ID:KD9MoR++0
カチューシャ「さて――これから大阪のホテルに入って今日の反省会を行うわけだけど、私は席を外させてもらうわ」

カチューシャ「明日の研修のことでダージリンから連絡があるみたいなの」

ノンナ「私は同行しなくて構いませんか？」

以下略

20:名無しNIPPER[saga]
2016/03/28(月) 00:18:18.17 ID:KD9MoR++0
クラーラ「寂しい気持ちは私も理解できますが、カチューシャ様を心配させる事態を招いては元も子もありません」

クラーラ「何よりいつもの元気なあなたを必要としているのは、他ならぬカチューシャ様ですよ」

ノンナ「そうですね。カチューシャは心優しく立派な方です。だからこそ、多くの人に愛される…」

以下略

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