過去ログ - 【艦これ】Z3「壁の上でダンスを」
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12:名無しNIPPER[saga]
2016/03/30(水) 15:55:43.95 ID:1bBR+Rra0
3日後、私たちは安宿に落ち着いてい。Z3の話によれば、ここにしばらく滞在する予定だという。
私は黙ってそれの従うこととした。
彼女のやり残したこととはなにか。それは彼女の口から語られることとなった。
滞在2日目の夜、二人で近くの安い食堂で遅めの夕食をとっていると、彼女はザワークラフトからふと顔をあげて外の景色を見つめた。
提督「…… どうしたんだい?」
Z3「いえ、昔のことを思い出していたの」
提督「昔のこと?」
Z3「……お母さんの作るザワークラフトは、おいしかったな、と」
マックスはそういうとしばらく黙って、外を眺めていた。
私はその様子を食事の手を止めて見いった。
彼女の横顔は美しかった。
Z3「……私を含む艦娘にも、両親はいるわ」
提督「そうだね。艦の記憶を受け継ぐとはいえ、それ以外は普通の女の子なんだから」
Z3は外に向けていた顔をこちらに戻し、告げた。
Z3「私の両親は、シュタージに殺された」
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