過去ログ - 【艦これ】Z3「壁の上でダンスを」
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6:名無しNIPPER[saga]
2016/03/30(水) 02:28:39.18 ID:1bBR+Rra0
シュタージとは何か。簡潔にいってしまえば東ドイツの秘密警察である。
1986年の時点で5000人ほどのエージェントと国民の一割に及ぶ密告者を持っていた、ナチスのゲシュタポ、ソ連のKGBをもしのぐ規模の組織だった。

その勢いは近年、東ドイツの衰退とともに衰えているといわれるが、それでも恐ろしい組織だということには間違いないだろう。

Z3「ええ。……気づいたかしら。私の背後に居る茶色の背広の男……」

提督「ああ、あの煙草をふかしている?」

Z3「シュタージよ」

提督「 ! 」

私は反射的に懐に手を突っ込んだ。そして拳銃の一艇も持ってない事に気付く。海外にいるのだから当たり前だった。

マックスはその様子を見て小声で私に話しかける。

Z3「心配しないで。彼は手出しをしてこないわ。ただ見張るだけ」

提督「そうなのか……」

Z3「ただ、やっかいね。これからの行動についてこられたら……」

提督「亡命計画が筒抜けというわけだね」

Z3「そうね。どうにかしないと」


私は今浮かんだ考えを頭の中で整理しながら、コーヒーを飲みほした。


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