15:名無しNIPPER[saga]
2016/03/31(木) 23:53:00.12 ID:mgTPf3ts0
「そういえば凛は最近花陽と会ったりしてる?」
「うーん…高校卒業してすぐの時は結構頻繁にあってたんだけど、お互い忙しくなっちゃって…一ヶ月に1回会えるか会えないかって所かな。」
「そう…」
「でもね、今はにこちゃんがそばにいてくれるから大丈夫だよ!」
「そうね、私も凛が一緒だから色々頑張れるわ。」
と言って頭を撫でてあげる。
目を細めて嬉しそうに笑う姿を見ていると、猫というよりは犬みたいな感じがする。
「も、も〜…くすぐったいよぉ!」
「ごめん、つい凛が可愛くてね。」
私も凛相手には高校生の時とは違って素直になれてるんじゃないかと思う。
ふふっ、これもこの4年間での成長なのかしらね。
…なんて話していたらあっという間に飲み終わってしまった。
「ふぅ、私はもう十分ね。凛はどう?」
「うん、凛も少し酔っちゃったみたいだしやめておくね。」
「じゃあそろそろぱぱっとお風呂に入っちゃいましょうか、お湯入れてあるから先に温まって来なさい。」
「うん……あのねにこちゃん…久しぶりに、一緒にお風呂入らない?」
「へっ………?」
今のは完全に予想外だった。
急にもじもじとしだしたかと思ったら、お酒が入って赤くなった顔で更に上目遣いで聞いてくる。
「き、急にどうしたの?…狭いわよ?」
「いいの…にこちゃんと、入りたい……ダメ?」
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