17:名無しNIPPER[saga]
2016/03/31(木) 23:57:25.32 ID:mgTPf3ts0
「じゃ、電気消すわよ〜」
「うん!」
パチッ
電気のスイッチを消した音が静かに響く。
凛と一緒の布団に潜るとさっきまで寒かったのが嘘のように暖かい体温が私を包み、離さない。
離さ…ない…!
「凛、ちょ〜っと強く抱きしめすぎじゃないかしら?」
「……今日は離してあげないもん」
「…甘えん坊ね、こういう風に抱き着かれると高校生の頃を思い出すわ……」
「にこちゃんはあの頃からずーっと変わらないね。」
「ちゃんと少しは成長してるわよ……色々と。」
「ううん、そういう事じゃないよ。ずっとずっと優しくしてくれて…ありがとう」
「私だって凛には本当に感謝してるわ、1度穂乃果がやめそうになった時だって凛と花陽は私についてきてくれた。あなた達のおかげで諦めずにいられたのよ。」
「…そう言ってもらえると、嬉しいな。にこちゃんについて行ってよかった。」
「でも、花陽はわかるけど凛はどうして私とアイドル続ける気になってくれたの?」
「………これを言ったらにこちゃん怒っちゃうかもしれないんだけど、凛はにこちゃんに辛い思いをしてほしくなかったんだ。」
「……。」
「2度も仲間を失ってほしくなかった。悲しい顔をしてほしくなかった。だから…__________」
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