過去ログ - 先輩「図書委員の女の子っていいよなー」後輩「なに言ってんですか?」
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65:名無しNIPPER[saga]
2016/04/01(金) 21:29:20.77 ID:lYTww3tx0

――図書室――



以下略



66:名無しNIPPER[saga]
2016/04/01(金) 21:30:05.36 ID:lYTww3tx0



司書「お待たせ。探してた本はこれで合ってるかしら?」

以下略



67:名無しNIPPER[saga]
2016/04/01(金) 21:30:35.49 ID:lYTww3tx0

男「これを? あいつが!?」

司書「出版業界に疎い君が知らないのは無理も無いことなんだけど……彼女、小説家なの」

以下略



68:名無しNIPPER[saga]
2016/04/01(金) 21:31:06.03 ID:lYTww3tx0

司書「その一件で彼女は自ら筆を折り、自分の愛するこの本の世界に閉じこもってしまったの」

男「そんなことが……」

以下略



69:名無しNIPPER[saga]
2016/04/01(金) 21:31:35.12 ID:lYTww3tx0

司書「本の世界はどこまでも優しいわ。私たちを違う世界に連れていってくれる。ここは……この図書室は彼女の心を守る要塞なのよ。彼女はここでなら心穏やかに過ごすことができるわ」

司書「あなたと関わり始めてから、彼女は私に色々な表情を見せてくれるようになったわ。それとはとても喜ばしいことよ。ただその代わり……」

以下略



70:名無しNIPPER[saga]
2016/04/01(金) 21:32:12.08 ID:lYTww3tx0

司書「物語が全てハッピーエンドで終わるわけなんて無いでしょう? だからこそ物語はより深く、味わい深いものになるのよ」

男「俺とあいつはこうして関わった。それはもう物語じゃなくて事実なんだ。だったらハッピーエンドじゃないと気が済まない」

以下略



71:名無しNIPPER[saga]
2016/04/01(金) 21:32:43.15 ID:lYTww3tx0

男「……あいつには世話になったんで、このまま喧嘩別れなんかしたくないんすよ」

司書「そう。わかったわ……はい、これ」

以下略



72:名無しNIPPER[saga]
2016/04/01(金) 21:33:18.68 ID:lYTww3tx0



それは1人の男と1人の女の恋の話だった。
ひょんなことから出会った2人は逢瀬を重ねていく度に互いに惹かれあう。
以下略



73:名無しNIPPER[saga]
2016/04/01(金) 21:33:54.62 ID:lYTww3tx0
――――


男「……なるほど」パタンッ

以下略



74:名無しNIPPER[saga]
2016/04/01(金) 21:34:26.18 ID:lYTww3tx0

男「最初から君と正直に話すべきだったんだ。嘘なんかつくべきじゃなかった。ごめん。本当にごめん」

演劇部「……男君はその友達がよっぽど大切なんだねぇ」

以下略



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