過去ログ - 向日葵「………いい加減にしてくれません?」
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◆iIrYk5PFAs
[saga]
2016/04/06(水) 22:07:27.43 ID:j74nSNO00
× × ×
向日葵が、櫻子を待っている。
今日は九月一日。夏休みは終わり、二学期がやってくる。登校日以来、久々に七森中の制服を着て、向日葵はちょっとした高揚感を覚えていた。
……でも、なんだか胸のあたりがきつくなったような……。
まぁ、気のせいだろう。急に私服から制服に変わり、体が戸惑っているだけに違いない。うん、きっとそうだ。
向日葵「……そんなことよりも、ですわ」
向日葵はちら、と時計を確認する。
時刻は8:10。今から出発したとしても、遅刻ぎりぎりの時間だ。
向日葵は基本朝は櫻子と一緒に登校する。
深い意味なんてない。いうならば幼いころからの習慣だ。遠く幼稚園の頃から、朝は必ず櫻子と2人だった。
覚えている限り一番昔の記憶の頃から櫻子はあんな感じだったし、寝坊か何かでこんなふうに待たされる経験も少なかったわけではない。
向日葵「それでもいくらなんでも遅すぎじゃありませんこと?」
向日葵は怒りを通り越して心配になってきた。そういえば、昨日の櫻子は少し様子がおかしかった。もしかしたら、熱があったのかもしれない。
そんな風に一人悶々と考える向日葵。
すると、突然背後から声をかけられる。
櫻子「向日葵!ごめーーん!」
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