92:名無しNIPPER[saga]
2016/04/18(月) 00:22:50.92 ID:GhTBO6Rmo
「普通のおまわりさんじゃ駄目なの?」
「普通のおまわりさんには、誰かがなるだろうから」
「……」
「悪い子にやさしい、いぬのおまわりさんになるんだよ。
強い人を褒める人も、やさしい人を褒める人も、きっといるだろうから。
弱い人や、やさしくなれない人に、そっと寄り添ってわんわん鳴くだけの、いぬのおまわりさんになるんだよ」
「……そっか」
「どう思う?」
「かっこいいんじゃない?」
「うん」
わたしがそうしてほしいから、わたしはそうすることに決めたの。
高森はそう言った。
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